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起き上がる(ベッドから・介助あり)

介助で起き上がる(ベッド)

まずは寝ている状態から起き上がってみましょう。今回の設定は右半身が不自由な方です。

良い方の足を下に滑り込ませて足を組みます。不自由な側の手は、ひじを曲げておなかの上に置きます。

介助する方は、対象となる方のよい側について、首と不自由な側の肩を支えます。

あごを引いて起き上がる方の手を見る感じで起き上がります。

自分で支えられるときは、ひじでしっかりと支えます。

介助のコツは、首をそらせないようにしましょう。

不自由な側の腕を引っ張ってはいけません。肩が脱臼することがあります。

介助者は腰痛防止のため、ひざや手をつくとよいです。

肩を支えて上体を起こし、片方の手をひざの後ろに回し、対象者の腰を回転させて足をおろします。

両ひざを立てるようにすると楽に回転できます。

回転させるときはひざをまげた方がよいでしょう。

座れました。


ギャッジベッドで座る

ギャッジベッドを使う場合、ゆるやかな角度から徐々にはじめてください。

最初は30度くらいからはじめてください。

設定した角度で10分から15分起こしてみて、めまい・吐き気等がなければ次の段階に進みます。

時間をかけて少しずつ様子を見ながらベッドを起こしていきます。お尻,背中,太ももは痛くないか、注意しましょう。

背もたれ角度60度以上が目標です。起き上がったら、起き上がって食事をしましょう。

お尻がずれないように、膝の下に枕などを入れると良いでしょう。


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