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夜間訪問看護で実現する在宅看取りサービスの内容や利用手順について

在宅介護の負担を軽減!夜間訪問看護で家族みんなが笑顔に

在宅看取りには、住み慣れた環境で、家族や友人と最期の時間を過ごせるという大きなメリットがあり、自宅で最期を迎えたいと考える方も多くいます。ただ、メリットがある一方で、家族の負担が大きくなってしまうという懸念も存在します。そこで、在宅看取りを支える重要な役割を果たすのが、夜間訪問看護サービスです。

こちらでは、在宅看取りのメリットとデメリット、夜間訪問看護のサポート内容、利用手順をご紹介します。

在宅看取りのメリットとデメリット

在宅看取りのメリットとデメリット

在宅看取りには、メリットとデメリットの両方が存在します。メリットを最大限に活かし、デメリットを軽減するために、事前にしっかりと理解しておくことが大切です。

在宅看取りのメリット

住み慣れた我が家で、いつものように家族に囲まれて最期を迎えられることは、本人にとって大きな安心感につながります。病院という非日常的な空間ではなく、穏やかな雰囲気の中で過ごせることは、精神的な負担を軽減し、QOL(生活の質)の向上につながります。

また、家族にとっても、自宅で一緒に時間を過ごせることは大きなメリットです。面会時間の制限などを気にすることなく、ゆっくりと会話したり、思い出を振り返ったり、大切な時間を共有できます。

在宅看取りのデメリット

デメリットとして挙げられるのは、家族の身体的・精神的負担の増加です。介護には多くの時間と労力が必要となるため、負担感が大きくなってしまう場合もあります。また、自宅での看取りの場合、急変時の対応に不安を感じる方もいるでしょう。

夜間訪問看護とは?夜間訪問看護による在宅看取りのサポート内容

夜間訪問看護とは?夜間訪問看護による在宅看取りのサポート内容

夜間訪問看護とは、文字どおり夜間に訪問看護師が自宅を訪問し、療養上のケアや医療処置を提供するサービスです。

特に在宅看取りにおいては、夜間の不安や負担軽減に大きく貢献します。

夜間訪問看護では、日中の訪問看護と同様に、医療的ケアと日常生活の援助の両面から利用者をサポートし、特に夜間特有のニーズに対応したサービスに重点が置かれます。

症状悪化の緊急時対応

夜間帯は容態が急変しやすい時間帯です。容体の変化を早期に発見し、迅速な対応、医療機関との連携を行います。

安静確保のためのケア

睡眠の妨げとなる症状へのケア、環境調整など安眠を支援します。

痛みや苦痛の緩和

夜間は痛みや不安が増強しやすい時間帯です。痛みや苦痛の緩和ケアを行い、安らかな夜を過ごせるよう支援します。

精神的なサポートと傾聴

不安や孤独を感じやすい夜間に寄り添い、不安や気持ちにじっくりと耳を傾けます。

緊急時の医療処置

医師の指示に基づく点滴、注射、吸引、創傷処置、在宅酸素、人工呼吸器など医療機器の管理を行います。

排泄介助

夜間の排泄の介助を行い、快適な睡眠をサポートします。

体位変換

寝たきりの方の体位変換を行い、褥瘡などを予防します。

認知症ケア

認知症の方が夜間に徘徊したり、不安になったりするのを防ぎ、安全を確保します。

ターミナルケア

痛みや苦痛の緩和、精神的なケアなど、最期まで寄り添い、安らかな看取りを支援します。

家族の負担軽減と相談

夜間の介護を代行することで、家族の休息時間を確保します。介護に関する不安や悩みの相談にも応じます。

夜間訪問看護のサービス内容は、利用者の病状や状況、希望に応じて柔軟に対応します。

提供時間帯は、事業所によって異なりますが、おおむね夕方から翌朝にかけての夜間帯をカバーしています。

24時間対応の事業所もあるため、状況に応じて適切な事業所を選ぶことが重要です。

利用対象者は、病状や介護度に関わらず、在宅療養を希望する方が対象となります。がん末期、神経難病、認知症、終末期などさまざまな病状に対応可能です。

夜間訪問看護を活用することで、住み慣れた自宅で最期まで過ごしたいという希望の実現をサポートします。

夜間訪問看護で在宅看取りの負担を軽減

在宅看取りでは、家族にとって大きな負担となるのが夜間のケアです。夜間訪問看護を活用することで家族の負担を軽減し、より良い療養環境を整えることができます。

具体的には、以下の点で負担軽減を実現します。

家族の負担軽減

継続的な夜間ケアを看護師に任せることで、家族は休息時間を確保できます。肉体的・精神的な負担を軽減し、日中の仕事や家事、他の家族のケアなどに集中できます。看取り期において精神的な支えを得ることも可能です。

療養環境の向上

看護師による夜間の症状管理や緊急時対応により、容態の急変などへの不安を軽減し、在宅での療養生活の質を高めます。

費用負担の軽減

夜間訪問看護は自費サービスもありますが、介護保険の適用対象です。自己負担額を抑えるための助成制度も活用できます。

医療ニーズの高い要介護者を抱える家族にとって、24時間体制のケアは大きな負担となります。夜間訪問看護は、質の高いケアを継続しつつ、家族の負担を軽減する有効な手段です。

夜間訪問看護の利用手順

夜間訪問看護を利用するためには、いくつかのステップがあります。

ステップ1:問い合わせ・相談

まずは、ケアマネジャーまたは訪問看護事業所に相談します。利用者の状況や希望、家族の状況などを伝え、夜間訪問看護の必要性などを検討します。

ステップ2:訪問看護計画の作成

利用者の状態や希望、家族の要望に合わせて、ケアマネジャーが中心となって訪問看護計画を作成します。夜間にどのようなサービスが必要か、訪問時間や頻度などを具体的に決めていきます。

ステップ3:サービス開始

訪問看護計画に基づき、契約を締結します。契約内容の確認後、サービス提供が開始されます。定期的に訪問看護師が自宅に訪問し、必要なサービスを提供します。

夜間訪問看護は、介護保険または医療保険の適用を受けることができます。費用の負担が軽減されるため、利用しやすいサービスです。まずは気軽に相談してみましょう。

夜間訪問看護で実現する安心の在宅看取り

夜間訪問看護サービスは、住み慣れた自宅で最期を迎えたいという希望の実現をサポートするうえで、重要な役割を担っています。超高齢化社会において増加する「看取り難民」問題の解決策としても期待されており、家族の負担軽減と利用者のQOL向上に大きく貢献します。住み慣れた自宅で、最期まで自分らしく、そして安心して過ごせるように、夜間訪問看護の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

ナースアテンダントでは、自費訪問看護サービスを提供しています。日中をはじめ、夜間、土日や祝祭日、年末年始もご利用いただけます。なお、夜間は、看護師が公共交通機関などで移動できる時間帯での利用となります。例えば、終電前の22:00以前から開始し、始発後の6:00以降に終了とするなどの時間設定です。看護が必要な日程やお時間についてはお気軽にご相談ください。

基本料金は22,000円/回(3時間まで)で、看護師の交通費や時間の延長、時間帯(深夜・早朝)などによって追加料金が発生します。料金の詳細は、HP内の「ご利用料金」をご確認ください。

夜間の訪問看護ならナースアテンダント

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